いっしょに暮らせなかったネコの「ふーちゃん」
2007-06-17


平凡な毎日が突然断ち切られて
ネコさんの運命が変わってしまったというお話。

私と結婚前に、カミさんはネコ一匹を飼っていました。
捨て猫なのか、飼い猫なのかわからないような、
放し飼い状態。
しばらくいなくなっても、また帰ってくるという生活。

そのネコの名前は「ふーちゃん」
カミさんがそう呼んでいました。
「ふー」といってもいいんですが。

そのネコは汚い猫(失礼)で、鼻炎を患っては、
いつも鼻汁でカミさんのフトンをべちょべちょにしていたらしい。
それでも、捨てようとか見捨てようとかしないのが、
カミさんらしいですね。
・・・いまのスプレー・うんこまでするモー♂を見捨てないのと同じですね。

モーの話

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「ふーちゃん」のことで、
近所から苦情をもらったことも、たくさんあったそうです。

「あんたところのネコでしょ。いっぱい子猫を生んで!
 この始末どうするの」としかられて、けんめいに謝ったそうです。
・・・実は、ふーって♂なんですよ。
  生むわけはないし、それは別のネコさん。

私と結婚するときに、当然ながら、
ふーちゃんもいっしょにつれてくることになりました。
いっぱいのガラクタのような家財道具とネコをつれて、
カミさんはやってきました。
新婚の家具のほうがよそよそしいですね。

でも、ふーちゃんは、すぐに消えてしまいました。
ネコって、土地になつくものなんですね。

けんめいに探しましたけれど、帰ってきません。
近所のどこかで見つけて、声をかけたんだけど、
きっとあれは、ふーだと思うとカミさんは言いました。

だんだん二人の会話から、ふーの話題が消えていきました。

ネコのことをブログに書くようになって、思い出したのです。

ふーちゃん、ほんとうにどうしたんでしょうね。
[ネコ]

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