mixiのコミュニティについて
2005-08-24


「毎日が刺激的であったらいいのに」
「いつでも、わくわくした気持ちで過ごしたい」
 ・・・・たぶん、だれもがそう思う。

mixiのコミュニティの機能は、そういうものを
念頭において生まれたのだと思った。

自分の関心のあるコミュニティに登録する。
そうすると、自分のトップページに
コミュニティに参加した人たちが立てたトピックや
コメントのかきこみが連日湧き出てくる・・・。
かくして、毎日が刺激の日々が生まれる・・・・。

そうなればいいと思うけれど、現実はちがうようだ。

私も数十のコミュニティに参加している。
なかには、いつでも、かきこみできるコミュニティもあれば、
かきこみがしかねるコミュニティもある。
無責任だけど、参加だけのものもある。
どれも、すてきなコミュニティとは思うのだが、
かきこみが連日あるどころか、一ヶ月以上も休眠のものもある。

自分の好きな分野なのになぜ?

私は、コミュニティの管理人もしているので、
好きだということと運営のギャップを感じることがある。
リアルの世界のコミュニティは、多面的なつきあいができる。
しかし、仮想の世界では、文字だけの細いつながりでしかない。
リアルなら、コミュニティの話題で対話しなくても、
会釈や天気の話題で心をつなぐこともできる。
しかし、mixiではそうはいかないのだ。
かきこみしなくても、日々の生活は普通にすぎていく。
コミュニティとmixiは名づけているけれど、
実際は、そういうものではない。
クリックひとつでつながる関係。
それだけの、つながり。
だから、管理人さんはちょっぴりさびしい想いをもつのだ。

コミュニティ運営の難しさは、
リアルと仮想のちがいだけが原因じゃない。

サイトとちがって機能が限定されていることも、ある。
サイトなら、情報を多彩に展開できる。
それを見ながら、反応してもらえる。
しかし、mixiでは、トピックは、書き込まないかぎり、
つぎつぎと背後に消えていく。
体系だって、コミュニティの主題を深く知るというものではないのだ。
仕方ないから、紹介の部分で詳しく展開することで補うことになる。

つまり、知りたいと思って登録しても、トピをたて
回答をもらわないと、知ることができない。
ざっと目をとおして、そうなんだっていえる部屋
そういう概観できる機能のパーツを
mixiは提供していないと思う。

だから、
トピックでのやりとりや
書き込みがすすまないのではないだろうか。

私は、サイトとの連携をするのがいいと思う。
コミュニティのトップページで、その主題に照応する
サイトへのリンクをつくる。
サイトはもちろん、協力してつくっておけばいいのだ。
もしくは、mixiがコミュニティの内容を多彩に展開できる
部屋なんかを用意することだ。

いまの機能の範囲なら、サイトとの連携をしてみようと思う。
リアルにくらべて関係の希薄さを埋めるためには、
特別の方法があるわけじゃない。
やはり、リアルと同じように、コミュニティを
つまり、共同体らしいつながりをつくることだと思う。

そのために、自分が守っていることがある。
それは、登録してくれた人へのお礼のメール。
マイミクの人たちへのメールである。
もっとも、そんなことしか思いつかないのだけれど。

さうだ。
mixiのコミュニティで、機能を生かしたものと
感心しているものがある。
それが、《資料になりそうなウェブサイト》
[ネット&ブログ]

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