サイパン三日目(3月29日) : 黒木部隊の終焉の地
2005-04-14


禺画像]
サイパンでのヒストリカル・ツァー、そのクライマックスはこの地でした。
この地は、野戦重砲兵第9連隊(黒木中隊)が玉砕をとげた地でした。

部隊はここで手榴弾をみずから爆発させて、
玉砕を遂げましたが、それを見ていた人がいたのです。
当時14才だった少年です。
その証言で、最後の様子が遺族に伝わることとなったのです。

そして、野戦重砲の残骸とともに、ここに記念碑が建てられました。

兵士たちは最後に歌を歌ったそうです。
それは、「ふるさと」
 うさぎ追いしあの山、小フナ釣りしあの川・・・。

冥福を祈りながら、私たちも歌うことにしましたが、
その歌詞の一つ一つが胸をさます。
はるか遠い異国で命を落とす彼らの無念が
乗り移ってくる気がしました。
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