「大坂鎮台(大津)歩兵第九連隊」の文字が刻まれた墓石
2007-10-04


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旧大津陸軍墓地のKブロックは、同Lブロックと同様に、バイパス工事のために、移設された墓碑が並んでいます。
 その最後尾の一番左の5つが、最古の墓石だと思います。
いずれも、明治5(1872)年の4月以降に病没した大坂鎮台第一分営小浜第十八大隊の兵士の墓石でした。
 小浜の分営が火事で消失したために、同年に彦根城に移転し、そこ病没した20代前半の若者のお墓です。

 この五つの墓石の横に並んでいる墓石に注目しました。
もしかすると、その次に古いお墓かも知れません。

 明治11(1878)年4月29日に徴兵され、大坂鎮台大津第九連隊第二大隊に配属になり、同年9月22日に大津営所の病室で病没したと書かれています。21歳7ヶ月の若さでした。

確かに古いお墓ですが、
西南戦争(1877年)のあとに入営した方のものです。
[歩兵第九連隊]
[旧大津陸軍墓地]
[旧大津K]

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