「おもひでぽろぽろ」から「愛は花、君はその種子」
2007-10-20


禺画像]
TVでひさしぶりに見た。

10年以上も前のこと、
LD(もうないのかも)を買って、家でカミさんと見た。
最後のテロップが流れ出したので、
部屋に引き上げようとしたら、カミさんに止められた。

実は、そこからがドラマだったのだ。

人生のターニングポイント。

流れる歌がいい。
主人公が、電車にのってから、どうなるのか
前見たので、わかっているけれど、
何度見ても、自分の心に忠実に
勇気もって決意してほしいと願い、
そうなると拍手をしてしまう。

●その歌は、「愛は花、君はその種子」

都はるみが歌ってたんだ!知らなかった。
訳詩は、高畑勲監督自身。
思い入れがよくわかる。


やさしさを押し流す
愛 それは川
魂を 切り裂く
愛 それはナイフ
とめどない 渇きが
愛だと いうけれど
愛は花 命の花
きみは その種子

挫けるのを 恐れて
躍らない きみのこころ
醒めるのを 恐れて
チャンス逃す きみの夢
奪われるのが 嫌さに
与えない こころ
死ぬのを 恐れて
生きることが 出来ない

長い夜 ただひとり
遠い道 ただひとり
愛なんて 来やしない
そう おもうときには
思い出してこらん 冬
雪に 埋もれていても
種子は春 おひさまの
愛で 花ひらく


途中で打ち込むのをやめたけれど、
思い直して、最後まで引用した。
言葉というものがもつ力を
すばらしさを私は感じる。
[映画・演劇]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット