戦争が社会に与える深刻な影響
2007-11-01


日露戦争を転機として、日本社会が激変していく様子を読むにつけて、今の時代と重ねないわけには、いきません。
 たとえば、海外派兵された自衛隊員に死者が出た場合、どのような雰囲気になっていくのか、などです。
 以前にも、人質になった民間人を激しくののしる報道などもあり、目を疑うことがありました。
 そういうときに、軍隊、国家そして個人をめぐる社会の良心が、試されるのだと思います。
 いま「空気を読む」ことが大切だとされています。狭い人間関係のなかなら、それは大切なことですね。
しかし、より広い社会問題についていうと、「空気」なるものが故意に作られる場合も少なくないはずです。そういうときに、「空気」に逆らってでも、正しいと思うことを述べる勇気が自分にはあるかということになります。
ひとつの事件で、一気に社会の空気が変わるときがあります。たとえば、9・11。アメリカの市民の怒りと悲しみは、当然のことです。
しかし、それを最大限利用して、報復戦争遂行のてこにした政権いますね。
そういう危なさは、決して、他国に限ったことではないと思われます。かつて、ロシアへの敵愾心をあおられ、連勝に浮かされ、突っ走ったあげく、失望で日比谷事件を起こす・・・そんな事態は避けなければなりません。

実は、今日は疲労がたまっています。
書きたいことがあるのに、集中する体力がないのです。
はじめて出会って、お話をしてきた方もいるし、家族の崩壊の話やバス問題で新たに知った事実などもあります。
書こうと思うのにね。
[日露戦争]

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