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日露戦争の戦没者の墓石は、まったくといっていいほど、同じ形をしています。石の質もそうですし、黒く古びた様子も同じです。
この墓石は、鈴木房吉という方の墓石です。亡くなられたのは、明治三十八年三月二日、奉天に於いてです。
残念ながら、それ以上のことはわかりません。
余談ですが、お礼をいって、戻るときに、「一柱だけありました」と報告させていただくと、「では、私も確かめておきます」と興味を示されました。先ほどとは、ちがって打ち解けた様子で、墓石を見ながら、ご自分の戦争体験なども語っていただけました。
ありがとうございました。
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