盛夏とお弁当
2008-07-08


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「夏の暑さが気にならなくなった」と書いた翌日から、高い湿度と30度を超える暑さがまちを襲っています。ネコも涼しい場所を求めて、さまよっているし、バテ気味。食欲も落ちています。
 私は、クーラーのスイッチに手を伸ばさないで、我慢我慢。窓からの風を杖にして、涼しくなるまで、部屋で過ごしています。
   カミさんは、天然元気人間なんですが、10時すぎるといきなり電池切れ。仕事だけではなく、早朝のお弁当つくりが相当の負担になっているのです。
 子どもたちが中学生のころは、私もお弁当をつくっていました。
 カミさんも変則勤務だったので、ダメな日は、私の担当。今から思うと、ひどいお弁当でした。冷凍食品で、お弁当用のプチおかずがあります。それを、生協で頼んでおいて、電子レンジで温めて、つめていたのです。輸入食品のホウレンソウに残留農薬問題がおきたりして、その方法はやめることにしました。それからは、手作りの品で5品ぐらいでつくっていましたが、あまり評判がよくなかったらしい。
 「らしい」というのは、子どもたちが私に直接文句をいくことは一回もなかったからです。カミさんにたまにきかれると「お父さんのお弁当はすきすき・・・」(つまり、表面的には、全部詰まっているのですが、お昼にあけるときには、片方によっていて半分ぐらいの量。つめ方がわるいのです。)とか、「前の日、そのままだった」らしい。
 「前の日そのまま」というのは、残飯を洗って、新しいお弁当をつくるのではなく、作ったと勘違いして、洗わないままのお弁当をそのまま渡してしまったのです。
 H君は、フタをあけたとたん、残飯を見ることに。いきなりフタを閉じたと言っていました。やせ我慢をして、食べたふりをしていたんでしょうか。それとも、ベソをかいていたのでしょうか。H君は、合理主義者ですから、さっさとパンを買ったのかも知れません。
 カミさんが現場を離れ、普通の勤務になってからは、一手にお弁当づくりを引き受けています。私の食生活をなんとかしようというのがはじまりでした。お互いの勤務の都合で、わたしが夕食をつくることはありますが、カミさんほど安全性や栄養価に知恵を使わないので、評判はよくありません。味が濃いし、塩分が多い・・・。こういう理由から、お弁当をいくら眠たくても、私なんかにまかせられないのです。申し訳ないけれど、私はそれに甘えることに。
 母となって母を発見するってことがありますね。カミさんのお弁当づくりんは、家族への思いだけではないエネルギーの源泉があるように思うのです。
 ところで、盛夏。
 H君は、扇風機を横において、普通に眠っている様子。K君は、小学校以来の二段ベットの上なので、暑さがこたえるのか、3階から1階へ深夜に降りていって、寝ています。
 みなさんも、体調管理はくれぐれも。
[日常生活]

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