「結界」が隠れているまち。
2008-07-15


禺画像]
幹線道路には、高層ビルとマンション。
いつでも壊せる平屋のチェーンストアが並ぶ。
無国籍的な建築とアルファベットの看板に
目が慣れてくると、
旧来の町並みが異国に思えてくる。

そこさえ、はげしく変わりつつある。
ビルに囲まれた寺院や神社、
旧家の隣に洋風建築。
いきなり出現する駐車場。
新しいものと旧いものが調和することなく、
存在しているわがまち・・・。

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なにを大切にしているのかがわからない
まちになってしまったのが悲しい。
それでも、旧いまちは過去とのつながりを
残していて、神秘的であると思う。

ふつうに歩いていると鳥居が
そこにあることに気がつかない(一番上の写真)。
近づいてみると、なんとなく存在に気がつく(次の写真)。
なにげなく横を見て、驚くことになる(下の写真)。

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鳥居は、もともと結界のしるし。
別世界への出口。
それが、細い街中にあることが
うれしい。

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[風習]
[宗教]

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