高野慎三『つげ義春を旅する』(ちくま文庫)
2008-10-30


禺画像]
つげ義春を好きでないと意味がない・・・
そういう本だと思っていました。

そうでもないというのが今の感想。

なんども「ああ、そうだったんだ」とか、
「なつかしい」という言葉が浮かびます。

それでも、つげ義春の世界をのぞいたことがないと
意味がないのは事実でした。

随所に、つげ作品がちりばめられていますので、
刺激をうけて読もうという気になります。

つげ義春の発見であると同時に、
失われつつある日本の発見でもありました。

高野さんはつげさんのいい同伴者なのですね。
[本]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット