禺画像]
日常生活のなかから、過去の戦争を
たどることは難しくなっています。
都市は、日々形を変え、かつての戦争の傷跡は
モノとしても、記憶としても失われていきます
私が自分の住む街の過去に目をむけたのは
そういう傷跡との出会いでした。
上の写真をご覧ください。
なんでもない土手に小さな石柱が見えます。
この石柱が、ほかと違っている点は、
「
陸軍地」と刻まれていることです。
その周囲にはこの存在を誇示したり、
説明するものは見たりません。
禺画像]
「なぜ、この石柱がここにある?」
そういう疑問が心に湧いたとき、
過去への門が開かれるのだと私は思います。
陸軍地」と刻まれた石柱を
私は2柱知っているだけです。
ひとつは、上の写真のもの。
これは「旧大津陸軍墓地」にあります。
もう一つは、数キロ離れた歴史博物館の裏手にあります。
下の写真がそれです。
禺画像]
この二つの石柱を出発点に、
5月21日まで私が2年間に調べた範囲で、
大津市を中心とした戦跡をご紹介したいと思います。
よろしくおつきあいください。
P.S.こうして書いてみると、「陸軍地」という石柱が
他の箇所にもあるんじゃないかと気がかりになりました。
大津市でご存知の方いらっしゃいますか?
教えていただければ幸いです。
コメントか、メールください。
セコメントをする