2009-04-23
禺画像]
前回は、墓碑に刻まれた
「奇兵隊」の文字が
私の想像力をかきたて、
150年を超える年月を飛び越え、
心を長州にむけたことを書きました。
同様に、
「士族」と刻まれた墓碑を見つけたとき
私は、新政府によって疎まれ、
西南戦争の敗北で、最終的に
復権の道を絶たれた人たちの
運命に強い興味を惹かれたのです。
旧大津陸軍墓地の500を超える
個人墓碑のいくつに
「士族」という
文字が刻まれているのか、
まだ調べつくせていません。
その一人ひとりの生き様を
可能な限り、追跡したいという
思いがあるのです。
上の写真は「陸軍曹長」という階級を
もった若者の墓碑です。
文字は大きく、鮮明に残っています。
まずは、ご紹介にとどめます。
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