ライオンがバターになってしまった
2009-07-05


禺画像]
夏の昼下がり。暑さのためか、公園には人影がありません。
あれ?いつもよりキレイになっています。
草が刈られていて、敷石が見えるじゃないですか。
琵琶湖いっせい清掃日?
いやいや、それはまだのはず(このときは)。

でも、予定より前に掃除したのかな?
(日曜日なので、予定のある人もいるだろうし)

木の周りに、石のテーブルが丸く造られています。
まえにはなにも感じなかったのに、
今日は、やけにステキ感がありますね。
なんか、見たことがあるような風景だなぁ。

へぇ〜と思ったとき、心が空白になったんでしょうね。
ライオンとバターを思い出したのです。
半世紀近く忘れていた記憶・・・。

お気に入りの童話があったのです。
3匹のライオンがやってくる。
そのとき、少年がいたのやら、いないのやら、
忘れました。
ライオンたちは、相手のしっぽに興味がわき、
一本の木を中心に、おいかけます。
しっぽは逃げる・・・逃げるしっぽをもったライオンは、
実は、別のライオンのしっぽを追いかけるライオンで、
そのしっぽをもったライオンもまた・・・。
グルグル、まわるうちに、3匹ともバターになってしまった。

超現実的な内容ですね。

色鮮やかなバターは、いつのまにか
冷たい石のイスに変わり、
私は2009年の現実にもどってきました。

公園から外へでるとき、
二人の女性の高齢者がなにやら話しながら、登場。
腰をみると、蚊取り線香がぶら下がっています。
その姿がおかしくて、「蚊が出ますか?」ときくと、
「それはも〜これがないと困ります」という返事。

ポーランド語で、蚊は「コマル」・・・・
余計な知識まで思い出した夏の昼下がりでした。
[風景]

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