悪者ネコから○○○を救え!
2009-08-03


禺画像]
家族4人で深夜に帰宅。
なんとか、オーダーストップのギリギリで
お店に入れてもらい、カミさんの誕生会。

「今日はケーキなしね」・・の一言で、
コンビニによって、ショートケーキを買った。
ロウソクのイベントがないのが少し寂しい。

と、そのとき
3階からドタバタの大きな音。
え!!人がいる・・・とは、
だれも思わなかった。
うちの巨大なネコのうちの
どれかが暴れているのだ。

ところが、この音が静まる気配がない。

カミさんが立ち上がり、
その後をH君が追う。
私は、ふたりを見つめる。
K君は、食べ物に夢中。

「ダメ〜!!」というカミさんの声。
「ムーちゃん、やめ!」とH君の声。

二人はネコを救おうとしているのではなく、
ネコからなにかを救おうとしている。

「お父さん〜、○○○を助けてあげて!!」

え!?イモリ?

ネコはハンター。
すぐには、獲物を殺さない。
ツメでひっかけては、知らんぷり。
動き出したら、攻撃。
さすがに気分が悪い。

と、そのとき、
H君を心から感動させる事態が起こる。

「あ〜、ほんとなんだ!!」

彼は、トカゲ(イモリ)のしっぽ切りを
人生ではじめて見たのだ。

実は・・・・H君だけではなかった。
ムーもそう。
ネコは、イモリ君にすっかりだまされて、
ぴくぴく動くシッポに魅せられている。

禺画像]

で、イモリ君は?
こっちは、ショートケーキを
食べ終わったK君が、
手のひらのなかに丁寧に保護。
「窓を開けて〜」と叫んでいる。
家族総出で窓を開けて、
闇のなかにイモリ君を解き放った。

悪者ムーは、それから、
しばらく、シッポと遊んだ後、
どこかへ消えた。
[ネコ]

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