『プーシキン詩集』金子幸彦訳(岩波文庫)
2009-09-16


禺画像]
仕事の区切りをつけて、帰宅しようとしたとき、
ケータイが鳴りました。

「予防接種の予約をしたので、
 H君を病院に連れて行ってください。
 私は、これから会議。午後8時ね、よろしく」

病院で待つ時間に読めるものをと、
薄い文庫を手に取りました。それが、『プーシキン詩集』
原語の全集も持っていたのに、翻訳で読むのは、
淋しい気もしますが、仕方がありません。

パラパラ飛ばし読み。
「君よ、聞き給いしや」などという、
文語体の訳詩は好きではありません。
ときどき現代語に翻訳しながら、
読みました。

まだ覚えている詩もありました。

最後の「解説」を読んでいるとき、
不思議に心が熱くなりました。
露文に憧れた気持ちを思い出したからです。
エリツィンやプーチンの顔のおかげで、
忘れていた思いです。
[本]
[ロシア]

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