William Sturgis Bigelow の墓碑文
2010-10-05


禺画像]
大津市には、フェノロサの墓碑があります。
そしてその隣には、William Sturgis Bigelowの墓碑。
HERE AND IN HIS NATIVE LAND AMERICA, LIE THE ASHES OF WILLIAM STURGIS BIGELOW. A FOLLOWER OF THE BUDDHA, KNOWN IN RELIGION AS GESSHIN KOJI., A PUPIL OF SAKURAI AJARI, A SUPPORTER OF HOMYO-JI, A DOCTOR OF MEDISINE, A LOVER AND COLLECTOR OF THE FINE ARTS OF JAPAN, A RECIPIENT OF THE ORDER OF THE RISING SUN.. HIS LIFE WAS DISTINGUISHED BY HIGH THOUGHTS AND BY THE GIFTED OF SYMPATHY . HE WAS EVERYWHERE BELOVED AND HONORED MOST BY THOSE WHO KNEW HIM BEST.
APRIL 4TH, 1850-OCTOBER 6TH, 1926

 ビゲローは、日本語版のWikipedeiaに項目としてあがっていません。英語版なら、あります。William Sturgis Bigelow

 その国の人々や文化を愛する人が愛国者とするならば、私は愛国者です。同時に、外国の人々や文化も大事に思っていますし、それは矛盾しません。
 日本人に生まれなくても、外国生まれのすぐれた愛国者が現在にも過去にも存在します。フェノロサやビゲローなどのように。排外主義とは、こういう事実を見ない人たちのことだと思います。
 その国の文化や自然が好きだからといって、その国の政府におもねる必要はりません。その国の政府や国民と、ある問題で---たとえば領土問題--意見が違っても、交流の妨げになるとは思えません。
 そんなことを、この碑を見ながら、考えました。

[文化]

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