大戸川ダムをめぐる市長と知事の対立
2006-08-04


新幹線新駅やダムの建設に「凍結」を掲げて当選した嘉田知事のもとで、これまでの路線を走る市長との間に、当然ですが、対立が生まれています。
 目片信大津市長が記者会見で以下のように述べたことをメモとして残しておきます。

********京都新聞の記事から************
大戸川ダム 単独で国に要望へ
大津市長 知事公約に疑問

  大津市の目片信市長は二日の定例会見で、嘉田由紀子知事が知事選で掲げたマニフェスト(公約)について、「多岐にわたって掲載されているが、(財源の)裏付けもなく、実現が無理な公約も多い。十分に検証されていない」などと疑問を呈した。
 開会中の県議会で、嘉田知事がマニフェストに掲げた全小中学校の三十五人学級実現など四つの公約に関して「達成が困難」との見通しを示したことを受けた発言で、目片市長は「政治家の公約は重い。何が何でもこれをやるという決意のもとにマニフェストはつくるものだ」と述べた。
 また、国が事実上、建設中止を打ち出し、嘉田知事も凍結を公約した大津市の大戸川ダムにも触れ、「嘉田さんは河川改修で対応する方針を示しているが、ダム建設以上に巨額の資金が必要」と指摘し、県が凍結を決めても、大津市単独で国に実現を要望する意向を示した。

[2006年8月3日掲載]
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