藤井忠俊『国防婦人会−日の丸とカッポウ着−』と三國一朗『戦中用語集』(共に岩波新書)
2007-11-09


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先日、私が勤務している事務所に、Sさんが訪ねてくる。
 Sさんとは、街中の古書店で偶然出合ったばかりだ。Sさんは、私が『大津市志』を手に取っていたことを覚えていて、「ブックオフにこまめにいったら、いいですよ」という。「先日も、『大津市史』を105円で売ってましたから。あそこは値段をしりませんね。売れる本は高いけれど、売れないのは安い。」と言い残して出られた。
 ちなみに、私が街中の古本屋で見ていた本の値段は、2万9千円。もちろん、買っていません。
 そういうこともあり、高島市からの帰途、琵琶湖大橋の近くのブックオフに寄ってみる。
 求める本はなかったけれど、戦前史に関するものを4冊買って帰る。

●藤井忠俊著 『国防婦人会−日の丸とカッポウ着−』(岩波新書1985年)

「国防婦人会の活動に焦点を合わせて、民衆動員の様相を鮮やかに描く銃後の社会史」ということで購入。105円也。

●三國一朗著 『戦中用語集』(岩波新書 1985年)

これは、文字通りのもの。常識集として手元においておこう。

偶然なのか、必然なのか、二著とも1985年に出版されている。
[本]
[戦争と平和]

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