岩井忠熊『西園寺公望』と小堀桂一郎『靖国神社と日本人』
2007-11-09


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この二冊を比較しようという意味じゃなくて、本日買った4冊の残りの2冊を並べただけのことです。

●岩井忠熊著『西園寺公望 -最後の元老-』(岩波新書 2003年)

 「フランス留学で培われた広い国際的視野と自由主義をもって、軍閥支配に抵抗しながら、明治から昭和まで長期にわたって権力の中枢にいた政治家の評伝」と扉に紹介されていましたから、購入。

●小堀桂一郎著 『靖国神社と日本人』(PHP新書 1998年)

 「はじめに」のなかで、「著者自身は、もしこの様な告白めいた表現が許されるとするならば、老来靖国神社に対しての思い入れ、乃至はそれに心を傾けることのいよいよ深くなるばかりであることを自覚している。そしてそれについて自ら顧みるに、どうやら「戦後民主主義」という輸入・配給品の思想とその信奉者に対する軽蔑・嫌悪への反射作用として靖国への思いがつのってゆくらしいのだ。」と述べている。
 つまり、靖国肯定派を公言した本なのです。私と逆の立場ですが、大いに参考になると思うので、購入しました。
[本]
[戦争と平和]

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