《イオンモール出店反対とまちづくりを考える会》が県審議会に317件の意見書を提出
2008-06-19


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イオンモール草津(イオン草津)に6月13日の締め切りまでに意見書を出しましょうと、《イオンモール出店反対とまちづくりを考える会》が呼びかけました。200通を超えた時点で、お伝えしましたが、13日には、317通になり、それらをまとめて、県大店立地審議会に提出しました。私は高島市に行く用件のために、参加できず残念でした。

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 期日をすぎて会事務所へ到着したものがありますので、会へは合計で400通を超えました。直接県へ届けられたものとあわせると500通を超えています。
 滋賀県南部(大津市・草津市・守山市)に08年に開店予定の大型店は、9月に「ピエリ守山」(当初は、守山リゾートSCといっていた:守山市今浜=琵琶湖大橋東)、11月に「フォレオ大津一里山」(大津市一里山=ヤンマー跡地)、12月に「イオンモール草津」(草津市新浜=近江大橋東)です。
 駐車場の規模は、「ピエリ」が3,050台。「フォレオ」が1,500台。「イオンモール」が4,300台。
 住民がもっとも心配する交通渋滞問題で見ると、来店車両台数は、以下のとおり。
●「ピエリ」は、平日6,600台。休日11,100台。
●「フォレオ」は、平日3,009台。休日5,226台。
●「イオン」は、平日9,800台。休日17,300台。
 つまり、これまでの渋滞に以上のような負荷がかかることになります。 3店合計で、平日に19,409台。休日には、33,626台!自動車による買い物をこの地にこれだけ誘発するわけで、住環境にいいはずはないと思います。
 06年当初、会は名称のとおり「イオンモール」の駆け込み出店だけを問題にしてきましたが、その他二つも同様であり、悪い意味での相乗効果を住民生活に与えるので、それぞれの問題も取り上げるようになりました。
 県に提出された意見書の数は、住民の危機感とともに、会の取り組みも反映しています。
●ピエリ   7件
●フォレオ 54件
●イオン 420件
 京都新聞はつぎのように書いています。
これまでは一店に対して多くても数件程度とされ、「異例の多さ」(県商業観光振興課)になっています。
 同日、県庁の記者クラブで記者会見を会としてしましたが、報道したのは、この「京都新聞」だけでした。他の全国紙も、大型店の出店を取り上げるようになったのは当然にしても、有識者の話を載せる一方で、06年から続いている住民の運動を伝えない姿勢に疑問を感じます。滋賀県は、びわこ空港でも、新幹線栗東新駅でも、栗東RDでも、(栗原地先)大型産廃施設でも、住民の運動がムダ使いにストップをかけたり、環境破壊を食い止める役割を果たしているからです。この県で発生する問題で、そこに着眼しないのは、不自然だと思います。
[イオンモール出店]

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