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バーンスタインがニューヨーク・フィルで
残してくれたマーラーの交響曲全集。
バラバラにしかもっていないけれど、
聴きたくなる瞬間がたまにある。
7番だと思って、このCDをかけた。
もちろん、出だしからして違っている。
カミさんが、つい先日もK君に話していた。
「日本語が外国語に聞こえるって経験ない?」
Playを押した瞬間に、他のことを考えていたので、
いったいなにをつかんで、CD−Playerに
おいたのか、わからなくなっていた。
それで・・・出だしを聴いていて、
なつかしさが心からあふれてきた。
何度聴いても、違和感のあった出だし。
予期せず聞いたためなのか、
素直に、マーラー第九番の世界に
溶け込むことができたというお話。
P.S.
私は、マーラーの交響曲の
劇的な出だしが大好きなのです。
第一番は神秘的、第二番も第三番も劇的。
第四番は鈴の音がたまらない。
第五番はトランペットソロがいいし、
第六番は低音の弦が刻むリズムが好き。
・・・・。
第九番は、冗談のような出だしに
思えたのです。
今、車に積んで聞いているのは、
アバドが指揮した第二番。
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