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岡本太郎は、岡本一平と岡本かの子の
子として生まれました。
それだけでも、尋常のことではありません。
私が岡本太郎を知った1970年ごろには、
考えもしなかったのですけれど、
やぱり、プレッシャーであったことが
よくわかるし、それを乗り越えるのは
大きな課題だったのですね。
そのことを、つまり生きる道を見出す
プロセスを、「ピカソ発見」で読むことができました。
これだけでも興味ぶかったのですが、
全編、ピカソづくし。
「ピカソへの挑戦」
「ピカソ芸術の本質」
「ピカソの作品」
「青春ピカソ」
「ピカソとの対話」
ピカソの存在がいかに大きく、
それを乗り越えることを自分に課した
岡本太郎の意欲と偉大さ、情熱が
よくわかる本です。
1953年の作品!!
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