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旧大津陸軍墓地のMブロックの次は、Lブロックの墓碑を調べてみます。ただ、Mブロックとは方法を変えようと思います。 　Mブロックでは、今ある墓地の並びにしたがって、調べていきました。Lブロックは、現在の順番ではなく、、もとあった形の順番に合わせて見ていこうとう思います。
　破壊されて存在しない墓地をヴァーチャル体験しようというわけです。
　幸いなことに、Lブロックの墓碑のすべてが、「下段東」の墓地にありました。ですから、移葬前の形を頭に描きながら、その位置の順序を意識して、見ていきます。
　上の写真は、「下段東側」の墓地の墓碑配置をしめす図です。上が実際の墓地では、下手になります。
　見ていただくとおわかりのように、墓碑の記号の上に連番が書かれています。この番号と名簿が一体に記録されていますから、現在のLブロックの墓碑名と照らし合わせる作業をして、「下段東側」のどの墓碑が、Lブロックのどこに置かれているかが、わかりました。

　では、はじめていきます。